Aristの新着情報│福岡市の家庭教師・online個別指導

line

Webで無料体験

九州産業高校 英語長文問題演習 必修編 1限目

九州産業高校 英語長文問題演習 必修編 1限目

詳細解説です。

Aristでは、このように必要に応じて、かなり詳細な学校の勉強のフォローをしております。

 

参考までにご確認下さい。

また、上記に当てはまる学生の皆さんは、こちらを参考にしながら、効果的な勉強を進めて下さい。特に、学校の進度についていけなくなったけど、なんとか取り返したい人にぴったりです。

 

### 1. 英文
One of the most fascinating parts of any child's development, for its parents and other "onlookers," is the rapid growth of language.

#### 訳
子供の成長において、最も魅力的な部分の一つは、親や他の「見守る人々」にとって、言語の急速な発達です。

#### 文法説明
- **One of the most + 形容詞 + 複数名詞**: 「最も~な…の一つ」という表現。ここでは「One of the most fascinating parts of any child's development」(子供の成長の中で最も魅力的な部分の一つ)が主語となっています。
- **fascinating**(ファスィネイティング):形容詞で「魅力的な」という意味で、「parts」にかかっています。
- **for its parents and other "onlookers"**: 挿入句で「親や他の見守る人々にとって」という意味です。この部分が挿入されることで、誰にとってそれが魅力的であるのかが補足されています。
- **is the rapid growth of language**: 主語 **One of the most fascinating parts** に対する述語部分。「言語の急速な発達がその魅力的な部分である」ということを示しています。

#### 単語の説明と発音
- **fascinating**(ファスィネイティング):魅力的な
- **onlookers**(オンルッカーズ):見守る人々
- **rapid**(ラピッド):急速な
- **growth**(グロウス):成長、発展

---

この構造から、文の主語は **One of the most fascinating parts of any child's development** であり、挿入句は主語が何に関わっているかを説明する役割を果たしています。述語は **is the rapid growth of language** で、何が魅力的な部分かを明示しています。

 

---

### 2. 英文
**Linguists have paid a good deal of attention to the acquisition of language by children during the past two decades in particular — the interest in fact dates back much further — so now any course on linguistics is likely to offer you at least *a meaty helping of research findings and theories about how (1)it happens.**

#### 訳
言語学者たちは特に過去20年間、子供による言語の習得に多くの注意を払ってきました——実際には、その関心はさらに過去にさかのぼります——したがって、現在の言語学の講座では少なくとも、どのようにそれが起こるかに関する豊富な研究成果や理論を提供する可能性が高いです。

#### 文法説明
- **Linguists have paid**: ここで使われている **have paid** は現在完了形で、「過去から現在までのある期間において行われた行動」を示しています。具体的には、言語学者が注意を払ってきたことを示しています。
  - **Linguists**(リンギィスツ):名詞で「言語学者」という意味です。
  - **paid**(ペイド):動詞 **pay** の過去分詞形で、「支払う」だけでなく「注意を払う」という意味もあります。
- **a good deal of**: 「かなりの量の、多くの」という意味です。ここでは「注意」に対して多くの量が払われたことを示しています。
- **the acquisition of language by children**: 「子供による言語の習得」を意味します。
  - **acquisition**(アクウィジション):名詞で「習得、獲得」という意味です。
  - **by children**(バイ チルドレン):前置詞 **by** を用いることで「子供によって」という意味になります。
- **during the past two decades in particular**: 「特に過去20年間に」という意味で、過去20年間に特に焦点が当てられたことを示しています。
  - **during**(デュアリング):前置詞で「~の間に」という意味です。
  - **in particular**(イン パティキュラー):句で「特に」という意味です。
- **the interest in fact dates back much further**: ここでは「その関心は実際にはさらに過去にさかのぼる」という意味で、**dates back** が「さかのぼる」という意味を持ちます。
- **so now any course on linguistics is likely to offer you**: 「したがって、現在のどの言語学の講座でも、提供される可能性が高い」という意味です。
  - **is likely to**: 「~しそうである、~する可能性が高い」という意味です。
- **a meaty helping of research findings and theories**: 直訳すると「研究成果と理論の肉厚な提供」という意味になりますが、ここでは「豊富な研究成果や理論」を意味します。
  - **meaty**(ミーティ):形容詞で「肉厚の、内容が豊富な」という意味です。
  - **helping**(ヘルピング):名詞で「一盛り、ひとしきりの量」という意味です。
- **about how it happens**: 「それがどのように起こるかについて」という意味で、先行する **research findings and theories** を修飾しています。

#### 単語の説明と発音
- **linguists**(リンギィスツ):言語学者
- **attention**(アテンション):注意
- **acquisition**(アクウィジション):習得
- **decades**(デケイズ):数十年
- **likely**(ライクリー):可能性が高い
- **meaty**(ミーティ):内容が豊富な
- **findings**(ファインディングズ):発見、成果
- **theories**(セオリーズ):理論

 

---

### 3. 英文
**(2)There is no shortage of unsolved problems, but there are some agreed conclusions that any parent ought to know about.**

#### 訳
未解決の問題には事欠きませんが、親が知っておくべきいくつかの合意された結論もあります。

#### 文法説明
- **There is no shortage of ~**: 「~には不足がない」という意味の表現。**There is** 構文は、存在を示す文法構造です。ここでは「不足しているものは何もない」という意味を伝えています。
  - **shortage**(ショーテイジ):名詞で「不足」という意味です。
  - **unsolved problems**(アンサルブド プロブレムズ):未解決の問題
    - **unsolved**(アンサルブド):形容詞で「未解決の」という意味です。
    - **problems**(プロブレムズ):名詞で「問題」の複数形です。
- **but there are some agreed conclusions**: 「しかし、いくつかの合意された結論がある」という意味です。**There are** も存在を示す文構造で、複数の何かが存在することを表します。
  - **agreed**(アグリード):形容詞で「合意された」という意味です。ここでは **conclusions**(結論)を修飾しています。
  - **conclusions**(コンクルージョンズ):名詞で「結論」の複数形です。
- **that any parent ought to know about**: 「親が知っておくべき」という意味です。
  - **ought to ~**: 助動詞で「~すべきである」という意味です。**should** とほぼ同義ですが、少し強い義務感を伴うニュアンスがあります。
  - **know about ~**: 「~について知っている」という意味です。

#### 単語の説明と発音
- **shortage**(ショーテイジ):不足
- **unsolved**(アンサルブド):未解決の
- **problems**(プロブレムズ):問題(複数形)
- **agreed**(アグリード):合意された
- **conclusions**(コンクルージョンズ):結論(複数形)
- **ought to**(オート トゥ):~すべきである
- **know about**(ノウ アバウト):~について知っている

---

この文では、「不足はないが、親が知っておくべき結論がいくつかある」ということが主旨です。文法事項としては、**There is/are** 構文を理解することが重要です。また、**ought to** の助動詞の使い方も理解しておくと良いでしょう。

 

---

### 4. 英文
**The most important one is probably that there is no need for parents to teach their language to their children.**

#### 訳
最も重要なのは、おそらく、親が子供に自分たちの言語を教える必要がないということです。

#### 文法説明
- **The most important one**: 「最も重要なもの」という意味です。**one** は先行する **agreed conclusions**(合意された結論)を指しており、その中で「最も重要なもの」を特定しています。
  - **important**(インポータント):形容詞で「重要な」という意味です。
- **is probably that ~**: 「おそらく~だ」という意味です。**probably**(おそらく)は、文全体に対して推測や可能性を示す副詞です。
  - **probably**(プロバブリー):副詞で「おそらく」という意味です。
- **there is no need for ~**: 「~の必要はない」という意味で、**there is** 構文を用いて、存在しないこと(必要がないこと)を示しています。
  - **no need**(ノウ ニード):「必要がない」という意味です。
- **for parents to teach their language**: 「親が自分たちの言語を教える」という意味です。**for ~ to ...** の構文で、「~が…する」という形を表します。
  - **to teach**(トゥ ティーチ):動詞で「教える」という意味です。
  - **their language**(ゼア ランゲージ):ここでは「彼らの言語」、つまり親の母語を指しています。
- **to their children**: 「彼らの子供に」という意味で、教える対象が **their children** であることを示しています。

#### 単語の説明と発音
- **important**(インポータント):重要な
- **probably**(プロバブリー):おそらく
- **need**(ニード):必要
- **teach**(ティーチ):教える
- **language**(ランゲージ):言語
- **children**(チルドレン):子供たち

---

この文では、「親が子供に言語を教える必要はない」という主張がなされています。文法構造としては、**there is no need for ~ to ...** の形が重要です。この構文は、何かをする必要がないことを伝える際に使われます。

### 5. 英文
**Every child seems to know exactly what to do in order to get efficient at language, simply by observing other speakers and (3)applying / are / guessing / rules / the / they.**

 

### (3)の並び替え問題
**applying / are / guessing / rules / the / they**

#### 解答
**they are guessing the rules**

#### 解説
この並び替え問題では、文の構造を考えながら、各単語を正しい順序に並べる必要があります。

- **they** は主語になります。ここでは **they**(彼ら)は子供たちを指しています。
- **are** は動詞 **be** の現在形で、進行形の構造を作ります。
- **guessing** は **are** と組み合わせて進行形を作り、「推測している」という意味になります。
- **the rules** は目的語となり、「その規則」という意味です。

これらを組み合わせると、**they are guessing the rules** となります。これにより、「彼らはその規則を推測している」という意味になります。

#### 文法説明
- **they**(ゼイ):代名詞で「彼ら」という意味です。文の主語になります。
- **are**(アー):**be** 動詞の現在形で、ここでは進行形の **guessing** と組み合わせて使われています。
- **guessing**(ゲスィング):動詞 **guess**(推測する)の現在分詞形で、進行形を作るために使われています。「推測している」という意味になります。
- **the rules**(ザ ルールズ):名詞 **rules**(規則)に定冠詞 **the** を付けて、「その規則」という意味になります。

#### 単語の説明と発音
- **they**(ゼイ):彼ら
- **are**(アー):~である(be動詞)
- **guessing**(ゲスィング):推測している
- **the rules**(ザ ルールズ):その規則

---

これにより、**they are guessing the rules** という文が正しい順序になります。この部分を追加すると、全文は以下のようになります。

**Every child seems to know exactly what to do in order to get efficient at language, simply by observing other speakers and they are guessing the rules.**

訳: すべての子供は、他の話者を観察し、彼らがその規則を推測しているだけで、言語において効率的になるために何をすべきかを正確に知っているようです。

 

#### 本文の文法説明
- **Every child seems to know**: 「すべての子供は~を知っているようだ」という意味です。**seems to** は「~のように見える、~らしい」という意味を持つ表現です。
  - **seems to**(シームズ トゥ):助動詞的に使われ、「~のように見える」という意味。
- **exactly what to do**: 「正確に何をすべきか」という意味です。**what to do** は「何をすべきか」という不定詞の表現で、ここでは「正確に(exactly)」が加わっているため、正確さが強調されています。
  - **exactly**(イグザクトリー):副詞で「正確に」という意味。
- **in order to get efficient at language**: 「言語において効率的になるために」という意味です。**in order to** は「~するために」という目的を示す表現です。
  - **efficient**(エフィシェント):形容詞で「効率的な」という意味です。
- **simply by observing other speakers**: 「ただ他の話者を観察することで」という意味です。**by** は「~によって」という手段を表し、**observing** は動名詞として使われています。
  - **simply**(シンプリ):副詞で「単純に、ただ」という意味。
  - **observing**(オブザーヴィング):動名詞で「観察すること」という意味。
  - **speakers**(スピーカーズ):名詞で「話者」という意味です。
- **and applying rules**: 「そして規則を適用する」という意味です。**applying** も動名詞として使われ、「規則(rules)」を適用することを示します。
  - **applying**(アプライイング):動名詞で「適用すること」という意味。
  - **rules**(ルールズ):名詞で「規則」という意味です。

#### 単語の説明と発音
- **seems to**(シームズ トゥ):~のように見える
- **exactly**(イグザクトリー):正確に
- **efficient**(エフィシェント):効率的な
- **observing**(オブザーヴィング):観察すること
- **applying**(アプライイング):適用すること
- **rules**(ルールズ):規則

---

この文では、「すべての子供は他の話者を観察し、規則を推測して適用するだけで、言語において効率的になるために何をすべきかを正確に知っているようだ」と述べられています。文法構造としては、**seems to** や **in order to** の使用法が重要です。また、動名詞 **observing** と **applying** が手段や方法を示す役割を果たしています。

 

 

---

### 6. 英文
**(4)Any deliberate attempt by parents to teach the language system is likely to be at best a waste of time and, quite possibly, an unnecessary source of friction between parent and child.**

#### 訳
親が言語システムを教えようとするどんな意図的な試みも、せいぜい時間の無駄であり、かなりの可能性で親と子の間に不必要な摩擦の原因となるでしょう。

#### 文法説明
- **Any deliberate attempt by parents to teach the language system**: 「親が言語システムを教えようとするどんな意図的な試みも」という意味です。
  - **Any deliberate attempt**(エニ デリバレット アテンプト):形容詞 **deliberate** は「意図的な」という意味で、名詞 **attempt**(試み)を修飾しています。
  - **by parents**(バイ ペアレンツ):前置詞 **by** は「~によって」という意味で、ここでは「親による」を示しています。
  - **to teach the language system**(トゥ ティーチ ザ ランゲージ システム):**to** 不定詞で「~するために」を表し、目的を示します。「言語システムを教えるために」という意味になります。
- **is likely to be**: 「~する可能性が高い」という意味です。**is likely to** の構造で、推測や可能性を示します。
  - **likely**(ライクリー):形容詞で「可能性が高い」という意味です。
- **at best a waste of time**: 「せいぜい時間の無駄」という意味です。
  - **at best**(アット ベスト):副詞句で「せいぜい」という意味です。最善の状態でもこれくらいだというニュアンスを含みます。
  - **a waste of time**(ア ウェイスト オブ タイム):名詞句で「時間の無駄」という意味です。
- **and, quite possibly, an unnecessary source of friction between parent and child**: 「そして、かなりの可能性で親と子の間に不必要な摩擦の原因となる」という意味です。
  - **quite possibly**(クワイト ポッシブリー):副詞句で「かなりの可能性で」という意味です。
  - **an unnecessary source of friction**(アン アンネセサリー ソース オブ フリクション):**unnecessary** は「不必要な」、**source** は「原因」、**friction** は「摩擦」を意味します。
  - **between parent and child**(ビトゥイーン ペアレンツ アンド チャイルド):**between** は「~の間に」という前置詞です。

#### 単語の説明と発音
- **deliberate**(デリバレット):意図的な
- **attempt**(アテンプト):試み
- **likely**(ライクリー):~しそうである
- **waste**(ウェイスト):無駄
- **unnecessary**(アンネセサリー):不必要な
- **source**(ソース):原因
- **friction**(フリクション):摩擦
- **between**(ビトゥイーン):~の間に

---

この文では、「親が言語システムを教えようとするどんな意図的な試みも、せいぜい時間の無駄であり、かなりの可能性で親と子の間に不必要な摩擦の原因となる」ということが述べられています。文法構造としては、**Any deliberate attempt** という表現や **is likely to be** の用法が重要です。また、**at best** や **quite possibly** といった副詞句がニュアンスを補強しています。

 

---

### 7. 英文
**Having picked out this one general point, it is hard to select others for special mention here because there are so many equally good candidates — the fact that two equally normal, bright children may start speaking at different ages, the fact that children may ‘know’ adult forms but use different ones themselves and so on and so on.**

#### 訳
この一般的な点を選び出した後、ここで特に言及すべき他の点を選ぶのは難しいです。なぜなら、同じくらい優れた候補がたくさんあるからです——例えば、二人の同じように正常で賢い子供が異なる年齢で話し始めることや、子供たちが大人の形式を『知っている』かもしれませんが、自分では異なるものを使うことなどです。

#### 文法説明
- **Having picked out this one general point**: 「この一般的な点を選び出した後」という意味の現在完了形の分詞構文です。**Having + 過去分詞**の形で、過去に何かを行った結果が現在に影響していることを示します。
  - **Having picked out**(ハヴィング ピックド アウト):**pick out** は「選び出す」という意味の動詞句です。ここでは「選び出した」という完了の意味があります。
  - **this one general point**(ディス ワン ジェネラル ポイント):**one** は「一つの」という意味で、**general point** は「一般的な点」を指します。
- **it is hard to select others for special mention here**: 「ここで特に言及すべき他の点を選ぶのは難しい」という意味です。**it is hard to ~** は「~するのが難しい」という構文です。
  - **hard**(ハード):形容詞で「難しい」という意味です。
  - **select others**(セレクト アザーズ):**select** は「選ぶ」という意味で、**others** は「他のもの」を指します。
  - **for special mention**(フォー スペシャル メンション):**special** は「特別な」、**mention** は「言及」という意味です。
- **because there are so many equally good candidates**: 「なぜなら、同じくらい優れた候補がたくさんあるからです」という意味です。**because** は「なぜなら」という接続詞で、理由を説明しています。
  - **so many**(ソー メニー):「非常に多くの」という意味です。
  - **equally good candidates**(イークワリー グッド キャンディデイツ):**equally** は「同様に」、**good** は「優れた」、**candidates** は「候補」を意味します。
- **the fact that two equally normal, bright children may start speaking at different ages**: 「二人の同じくらい正常で賢い子供が異なる年齢で話し始めるという事実」という意味です。
  - **the fact that**(ザ ファクト ザット):「~という事実」という意味です。
  - **equally normal, bright children**(イークワリー ノーマル、ブライト チルドレン):**normal** は「正常な」、**bright** は「賢い」という意味です。
  - **may start speaking at different ages**(メイ スタート スピーキング アット ディファレント エイジズ):**may** は「~かもしれない」、**start speaking** は「話し始める」、**at different ages** は「異なる年齢で」という意味です。
- **the fact that children may ‘know’ adult forms but use different ones themselves**: 「子供たちが大人の形式を『知っている』かもしれませんが、自分では異なるものを使うという事実」という意味です。
  - **‘know’ adult forms**(ノウ アダルト フォームズ):**know** は「知っている」、**adult forms** は「大人の形式」という意味です。
  - **but use different ones themselves**(バット ユーズ ディファレント ワンズ ゼムセルブズ):**but** は「しかし」、**use** は「使う」、**different ones** は「異なるもの」、**themselves** は「彼ら自身」という意味です。
- **and so on and so on**: 「などなど」という意味です。**and so on** は「など」という意味で、リストが続くことを示します。

#### 単語の説明と発音
- **picked out**(ピックド アウト):選び出す
- **hard**(ハード):難しい
- **select**(セレクト):選ぶ
- **mention**(メンション):言及
- **equally**(イークワリー):同様に
- **candidates**(キャンディデイツ):候補
- **normal**(ノーマル):正常な
- **bright**(ブライト):賢い
- **fact**(ファクト):事実
- **use**(ユーズ):使う
- **themselves**(ゼムセルブズ):彼ら自身

---

この文では、「この一般的な点を選び出した後、他の点を特に言及するのは難しいが、例えば、二人の子供が異なる年齢で話し始めたり、子供が大人の形式を知っていても別の形式を使ったりするという事実がある」と述べられています。文法構造としては、**Having + 過去分詞** の分詞構文や **the fact that** の使い方が重要です。

 

 

---

### 8. 英文
**(5)it would be wrong to conclude, from my earlier remarks about the uselessness of teaching language to children, that there is nothing that parents can do to positively help their children.**

#### 訳
言語を子供に教えることの無意味さについて私が先に述べたことから、親が子供を積極的に助けるためにできることは何もないと結論づけるのは間違いでしょう。

#### 文法説明
- **it would be wrong to conclude**: 「~と結論づけるのは間違いだろう」という意味です。**it would be wrong** の構造で、「それは間違いだろう」という推測を示しています。
  - **it would be**(イット ウッド ビー):仮定法の構造で、「それは~だろう」という意味になります。
  - **wrong**(ロング):形容詞で「間違い」という意味です。
  - **to conclude**(トゥ コンクルード):不定詞で「結論づける」という意味です。
- **from my earlier remarks about the uselessness of teaching language to children**: 「子供に言語を教えることの無意味さについて私が先に述べたことから」という意味です。**from** は「~から」という前置詞で、出典や根拠を示します。
  - **my earlier remarks**(マイ アーリアー リマークス):**earlier** は「先の、前の」、**remarks** は「発言、述べたこと」という意味です。
  - **about the uselessness**(アバウト ザ ユースレスネス):**about** は「~について」、**uselessness** は「無意味さ」という意味です。
  - **of teaching language to children**(オブ ティーチング ランゲージ トゥ チルドレン):**teaching language** は「言語を教えること」、**to children** は「子供に対して」という意味です。
- **that there is nothing that parents can do to positively help their children**: 「親が子供を積極的に助けるためにできることは何もないということ」という意味です。
  - **there is nothing**(ゼア イズ ナッシング):「何もない」という存在を否定する構造です。
  - **that parents can do**(ザット ペアレンツ キャン ドゥ):**that** は関係代名詞で、「親ができること」という意味です。
  - **to positively help their children**(トゥ ポズィティヴリー ヘルプ ゼア チルドレン):**positively** は「積極的に」、**help** は「助ける」、**their children** は「彼らの子供」という意味です。

#### 単語の説明と発音
- **conclude**(コンクルード):結論づける
- **remarks**(リマークス):発言、述べたこと
- **uselessness**(ユースレスネス):無意味さ
- **positively**(ポズィティヴリー):積極的に
- **help**(ヘルプ):助ける
- **children**(チルドレン):子供たち

---

この文では、「言語を子供に教えることの無意味さについて私が先に述べたことから、親が子供を積極的に助けるためにできることは何もないと結論づけるのは間違いだろう」という主張がなされています。文法構造としては、**it would be wrong to ~** の仮定法の使い方や、関係代名詞 **that** の用法が重要です。また、**there is nothing** の構造が「何もない」という否定を示しています。

---

### 9. 英文
**On the contrary, there is probably a good deal because children seem to develop at different speeds, according to the kind of language they have at home.**

#### 訳
それどころか、子供たちは家庭で使われている言語の種類に応じて異なる速度で発達するようなので、むしろかなりのことがあるでしょう。

#### 文法説明
- **On the contrary**: 「それどころか」という意味です。これは反対の事実を述べる際に使われます。
  - **On the contrary**(オン ザ コントラリー):句で「それどころか」という意味。
- **there is probably a good deal**: 「おそらくかなりのことがある」という意味です。**there is** 構文で、何かが存在することを示します。**probably** は「おそらく」という意味の副詞です。
  - **probably**(プロバブリー):副詞で「おそらく」という意味。
  - **a good deal**(ア グッド ディール):名詞句で「かなりの量、多くのこと」という意味です。
- **because children seem to develop at different speeds**: 「なぜなら子供たちは異なる速度で発達するように見えるからです」という意味です。**because** は理由を示す接続詞で、**seem to** は「~のように見える」という意味です。
  - **seem to**(シーム トゥ):助動詞的に使われ、「~のように見える、~らしい」という意味。
  - **develop**(ディベロップ):動詞で「発達する」という意味。
  - **at different speeds**(アット ディファレント スピードズ):**at** は前置詞で「~で」という意味。**different speeds** は「異なる速度」という意味です。
- **according to the kind of language they have at home**: 「彼らが家庭で使っている言語の種類に応じて」という意味です。**according to** は「~に応じて」という意味の前置詞句です。
  - **according to**(アコーディング トゥ):前置詞句で「~に応じて」という意味。
  - **the kind of language**(ザ カインド オブ ランゲージ):**kind** は「種類」、**language** は「言語」という意味です。
  - **they have at home**(ゼイ ハヴ アット ホーム):**they** は主語「彼ら」、**have** は「持っている」、**at home** は「家庭で」という意味です。

#### 単語の説明と発音
- **contrary**(コントラリー):反対の
- **probably**(プロバブリー):おそらく
- **develop**(ディベロップ):発達する
- **speeds**(スピードズ):速度(複数形)
- **according to**(アコーディング トゥ):~に応じて
- **kind**(カインド):種類
- **language**(ランゲージ):言語
- **at home**(アット ホーム):家庭で

---

この文では、「それどころか、子供たちは家庭で使われている言語の種類に応じて異なる速度で発達するようなので、むしろかなりのことがある」という主張がなされています。文法構造としては、**On the contrary** で反対の事実を述べる際の表現や、**seem to** で推測を示す用法が重要です。また、**according to** の表現が、何かに応じて変化することを示しています。

 

問題の解説

### 問1の解説

**問題文**: 下線部(1)が指すものを、本文から英語の語句のまま書き抜きなさい。

#### 解説:
- **該当部分**: 「(1)it happens」が何を指しているのかを探します。ここで「it」が具体的に何を指しているのかを理解することが重要です。
- **本文の該当箇所**: 4行目から5行目「the acquisition of language by children」
- **解説**: 
  - **acquisition**(アクウィジション): 「習得、獲得」という意味です。
  - **language**(ランゲージ): 「言語」という意味です。
  - **by children**(バイ チルドレン): 「子供によって」という意味です。
  - **it happens**の「it」は、「子供による言語の習得」という意味で、これは本文の流れから考えると最も自然な解釈です。

**文法事項**:
- **指示代名詞**: 「it」は、前文で述べた内容を指す代名詞です。「it happens」は「それが起こる」という意味になりますが、この場合の「それ」は「子供の言語習得」を指しています。

---

### 問2の解説

**問題文**: 下線部(2)の意味に最も近いものを、次の①~④から1つ選びなさい。

#### 解説:
- **該当部分**: 「There is no shortage of unsolved problems」の意味を考えます。「shortage」は「不足」、そして「unsolved problems」は「未解決の問題」という意味です。
- **本文の該当箇所**: 5行目「There is no shortage of unsolved problems」
- **解説**: 「未解決の問題には事欠かない」という意味で、選択肢の②「There are quite a few problems yet to be solved」が最も近いです。

**文法事項**:
- **否定表現**: 「There is no shortage of ~」は「~には不足がない」という意味の表現です。「no」が名詞の前に置かれて否定を示します。

**単語解説**:
- **shortage**(ショーテイジ): 「不足」
- **unsolved**(アンサルブド): 「未解決の」
- **problems**(プロブレムズ): 「問題(複数形)」

---

### 問3の解説

**問題文**: 下線部(3)の( )内の内容を正しく並べ替えなさい。

#### 解説:
- **該当部分**: 「they are guessing the rules」と並べ替えます。
- **本文の該当箇所**: 13行目「guessing the rules they are applying」
- **解説**: この文は、「子供たちは規則を推測し、それを適用しています」という意味です。

**文法事項**:
- **進行形**: 「are guessing」は現在進行形で、「~しているところだ」という意味です。
- **関係代名詞**: 「the rules they are applying」の部分では、「they are applying」が「the rules」を説明しています。

**単語解説**:
- **guessing**(ゲスィング): 「推測すること」
- **rules**(ルールズ): 「規則」
- **applying**(アプライイング): 「適用すること」

---

### 問4の解説

**問題文**: 下線部(4)を日本語に訳しなさい。

#### 解説:
- **該当部分**: 「Any deliberate attempt by parents to teach the language system is likely to be at best a waste of time and, quite possibly, an unnecessary source of friction between parent and child.」
- **本文の該当箇所**: 14行目~15行目
- **解説**: 「親が言語システムを教えようとするどんな意図的な試みも、せいぜい時間の無駄であり、かなりの可能性で親と子の間に不必要な摩擦の原因となるでしょう。」

**文法事項**:
- **仮定法**: 「is likely to be」は「~である可能性が高い」という意味で、将来に対する仮定を表します。
- **名詞句の修飾**: 「a waste of time」「an unnecessary source of friction」は「時間の無駄」「不必要な摩擦の原因」という意味で、それぞれが名詞句として「be」の補語になっています。

**単語解説**:
- **deliberate**(デリバレット): 「意図的な」
- **attempt**(アテンプト): 「試み」
- **friction**(フリクション): 「摩擦」

---

### 問5の解説

**問題文**: 下線部(5)のように著者が述べる根拠となっているのはどのような現象か。40字以内の日本語で答えなさい。

#### 解説:
- **該当部分**: 「it would be wrong to conclude, from my earlier remarks about the uselessness of teaching language to children, that there is nothing that parents can do to positively help their children.」
- **本文の該当箇所**: 18行目~20行目
- **解説**: 「家庭で使用される言語の違いにより、子供の発達速度が異なる現象を指している」と解釈できます。

**文法事項**:
- **仮定法過去**: 「it would be wrong」は仮定法過去の構造で、「それは間違いだろう」という仮定のニュアンスを持っています。
- **関係代名詞**: 「that parents can do to positively help their children」の部分で「that」は関係代名詞として、先行する「nothing」を修飾しています。

**単語解説**:
- **wrong**(ロング): 「間違い」
- **conclude**(コンクルード): 「結論づける」
- **positively**(ポズィティヴリー): 「積極的に」
- **help**(ヘルプ): 「助ける」

---

### 問6の解説

**問題文**: 本文の内容に一致するものを、次の①~④から1つ選びなさい。

#### 解説:
- **該当部分**: 本文全体を参照し、最も適切な選択肢を選ぶ問題です。
- **解説**: この問題では、選択肢③「Children sometimes don't speak as adults do, even when they know the rules of language involved.」が本文の内容と一致しています。

**文法事項**:
- **現在形**: 「Children sometimes don't speak as adults do」は現在形を用いた一般的な事実を述べる文です。
- **関係代名詞**: 「even when they know the rules of language involved」は「when」が従属接続詞として、条件を表しています。

**単語解説**:
- **sometimes**(サムタイムズ): 「時々」
- **speak**(スピーク): 「話す」
- **adults**(アダルツ): 「大人たち」