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九州産業高校 英語長文問題演習 必修編 7限目

九州産業高校 英語長文問題演習 必修編 7限目

詳細解説です。

Aristでは、このように必要に応じて、かなり詳細な学校の勉強のフォローをしております。

 

参考までにご確認下さい。

また、上記に当てはまる学生の皆さんは、こちらを参考にしながら、効果的な勉強を進めて下さい。特に、学校の進度についていけなくなったけど、なんとか取り返したい人にぴったりです。

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文1:

英文:
In the United States, according to research, 99 percent of all homes keep a television set turned on for about seven hours a day, and children spend more time watching television than on any other activity except sleep.

翻訳:
アメリカ合衆国では、調査によれば、全家庭の99%が1日約7時間テレビをつけっぱなしにしており、子供たちは睡眠を除くどの活動よりも多くの時間をテレビ視聴に費やしている。

文法事項:

  • According to: 「~によれば」という意味で、情報源を示す表現。
  • Keep + 目的語 + 過去分詞: 「目的語を~の状態に保つ」という意味の文型。ここでは「テレビをつけっぱなしにしている」という状態を表しています。
  • Spend + 時間 + 動詞のing形: 「~するのに時間を費やす」という意味で、ここでは「テレビを見ることに時間を費やす」となっています。

単語の解説:

  • According to: アコーディング トゥ - ~によれば
  • Keep: キープ - 保つ
  • Spend: スペンド - 費やす

 

文2:

英文:
Among teachers, parents, and psychologists, there has been growing concern about (1)(children / has/influence/ s on / TV / what).

翻訳:
教師、親、そして心理学者の間では、テレビが子供たちに与える影響についての懸念が高まっている。

文法事項:

  • There has been: 「~がある、起きている」という現在完了形の表現で、過去から現在にかけての状況を示します。
  • Growing concern: 「懸念が高まっている」という表現で、"growing" は進行形として懸念が増加していることを示します。
  • Influence on: 「~に対する影響」という意味で、影響を与える対象を示します。

単語の解説:

  • Among: アマング - ~の間で
  • Concern: コンセーン - 懸念
  • Influence: インフルエンス - 影響

 

文3:

英文:
Indeed, some children's doctors go so (2) as to say that children under the age of two should not watch television at all.

翻訳:
実際、一部の小児科医は、2歳未満の子供は全くテレビを見ない方が良いとまで言っています。

文法事項:

  • Go so far as to do: 「~さえもする」という意味で、極端な行動や意見を示す表現です。
  • Should not: 「~すべきでない」という助動詞の否定形で、強い推奨や禁止を表す。

単語の解説:

  • Indeed: インディード - 実際に
  • Doctor: ドクター - 医者
  • Should not: シュド ノット - ~すべきでない

 

 

 

文4:

英文:
One of the things people are most concerned about is the relationship of TV violence to aggressive behavior in children.

翻訳:
人々が最も懸念していることの一つは、テレビの暴力が子供の攻撃的な行動に与える影響です。

文法事項:

  • One of the: 「~のうちの一つ」という表現で、複数の中から特定の一つを示します。
  • Concerned about: 「~について懸念している」という形容詞句で、心配や不安を表します。
  • Relationship to: 「~との関係」という意味で、影響や関連性を示します。

単語の解説:

  • Concerned: コンセーンド - 懸念している
  • Relationship: リレーションシップ - 関係
  • Aggressive behavior: アグレッシブ ビヘイビアー - 攻撃的な行動

 

 

文5:

英文:
If children watch television for two hours a day, they could be (3a) to as many as 8,000 murders and 100,000 other acts of violence by the time they leave elementary school.

翻訳:
もし子供たちが1日2時間テレビを見ると、小学校を卒業するまでに約8,000件の殺人や10万件の他の暴力行為にさらされる可能性があります。

文法事項:

  • If: 「もし~なら」という仮定を表す接続詞です。
  • Could be: 「~される可能性がある」という意味で、可能性や予測を表します。
  • By the time: 「~するまでに」という表現で、期限や特定の時点を示します。

単語の解説:

  • Murders: マーダーズ - 殺人
  • Acts of violence: アクツ オブ ヴァイオレンス - 暴力行為
  • Leave elementary school: リーヴ エレメンタリー スクール - 小学校を卒業する

 

 

 

文6:

英文:
The point is whether children become more aggressive by (3b) violence on TV.

翻訳:
問題は、子供たちがテレビの暴力を見てより攻撃的になるかどうかです。

文法事項:

  • The point is: 「問題は~である」という表現で、重要な要点を示します。
  • Whether: 「~かどうか」という意味で、選択肢や疑問を示します。
  • Become: 「~になる」という意味で、状態の変化を示します。

単語の解説:

  • Point: ポイント - 問題、要点
  • Aggressive: アグレッシブ - 攻撃的な
  • Violence: ヴァイオレンス - 暴力

 

 

 

文7:

英文:
In fact, one survey reveals that most young people themselves thought that TV violence was one of the factors that (3c) about aggressive acts among their peers.

翻訳:
実際、ある調査によれば、多くの若者たちは、テレビの暴力が仲間内での攻撃的な行動を引き起こす要因の一つであると考えていました。

文法事項:

  • In fact: 「実際には」という意味で、前の文や一般的な考えに対して事実を強調する表現。
  • One survey reveals: 「ある調査が明らかにしている」という表現。ここでは「survey(調査)」が主語で、「reveal(明らかにする)」が動詞となります。
  • That: 関係代名詞「that」は「若者たちが考えたこと」を導く従属節を作っています。「that TV violence was one of the factors」がその従属節の内容です。
  • One of the factors: 「要因の一つ」という意味で、複数の要因の中から特定の一つを指す表現です。
  • Among their peers: 「仲間の間で」という意味で、場所や集団を示す前置詞句。

単語の解説:

  • Survey: サーヴェイ - 調査
  • Reveal: リヴィール - 明らかにする
  • Young people: ヤング ピープル - 若者たち
  • Factors: ファクターズ - 要因
  • Aggressive acts: アグレッシブ アクツ - 攻撃的な行動
  • Peers: ピアーズ - 同年代の仲間

 

 

 

 

文8:

英文:
Specialists, (4), are still uncertain about the effects of TV violence, as there is no clear causal link.

翻訳:
専門家たちは、テレビの暴力が与える影響について、いまだに確信を持てていません。なぜなら、明確な因果関係がないからです。

文法事項:

  • Uncertain about: 「~について確信がない」という意味の表現。「uncertain」は「不確かな」という意味の形容詞で、ここでは「影響について確信がない」という意味で使われています。
  • Effects of: 「~の影響」という意味で、結果や影響を示します。
  • As: 「~なので、~だから」という意味で、理由を示す接続詞です。
  • Causal link: 「因果関係」という意味の表現で、「causal」は「原因に関する」、「link」は「つながり」という意味です。

単語の解説:

  • Specialist: スペシャリスト - 専門家
  • Uncertain: アンサーテン - 不確かな
  • Effects: エフェクツ - 影響
  • Causal link: コーザル リンク - 因果関係

 

 

 

文9:

英文:
Although research evidence shows children who frequently watch TV violence are more aggressive than other children, it might simply mean that children who have a tendency to be violent are attracted to violent shows.

翻訳:
研究による証拠は、頻繁にテレビの暴力を見る子供たちが他の子供たちよりも攻撃的であることを示していますが、それは単に、暴力的な傾向を持つ子供たちが暴力的な番組に引き付けられていることを意味するかもしれません。

文法事項:

  • Although: 「~にもかかわらず」という意味の接続詞で、前後の文に逆説的な関係を持たせます。
  • Research evidence shows: 「研究による証拠は~を示している」という表現。ここでは「evidence(証拠)」が主語、「show(示す)」が動詞となります。
  • Children who frequently watch TV violence: 「頻繁にテレビの暴力を見る子供たち」という関係代名詞「who」を使った修飾節。主語「children」に対して、「who」が「頻繁にテレビを見る」という行為を説明しています。
  • Might simply mean: 「単に~を意味するかもしれない」という助動詞「might」を使った推測の表現です。
  • Tendency to be violent: 「暴力的である傾向」という表現。「tendency」は「傾向」、「violent」は「暴力的な」という意味です。

単語の解説:

  • Research evidence: リサーチ エヴィデンス - 研究による証拠
  • Frequently: フリークエントリー - 頻繁に
  • Aggressive: アグレッシブ - 攻撃的な
  • Tendency: テンデンシー - 傾向
  • Attracted to: アトラクテッド トゥ - ~に引き付けられる

 

 

文10:

英文:
Some researchers suggest that we also need to consider (5).

翻訳:
一部の研究者は、私たちが(5)も考慮する必要があると提案しています。

文法事項:

  • Suggest that: 「~と提案する」という表現で、動詞「suggest」は「that節」を従えることで、「~すべきだと示唆する」という意味になります。ここでは、提案の内容が「私たちがさらに考慮する必要がある」という点にあります。
  • Also: 「また、さらに」という意味で、既に述べた事項に加えて追加の要素を示す副詞です。
  • Need to consider: 「~する必要がある」という表現で、義務や必要性を示します。動詞「consider」は「~を考慮する」という意味で、深く考えたり判断する際に使われます。

単語の解説:

  • Researchers: リサーチャーズ - 研究者たち
  • Suggest: サジェスト - 提案する、示唆する
  • Consider: コンシダー - 考慮する、検討する
  • Need to: ニード トゥ - ~する必要がある

 

 

文11:

英文:
In many cartoons and crime dramas, violence on the part of heroes, or "good guys" tends to be justified as a way of punishing "bad guys."

翻訳:
多くのアニメや犯罪ドラマでは、ヒーローや「善人」による暴力が「悪人を罰する方法」として正当化される傾向があります。

文法事項:

  • In many cartoons and crime dramas: 「多くのアニメや犯罪ドラマでは」という意味で、「in」は場所や状況を示す前置詞、「many」は数量を表し、「cartoons(アニメ)」と「crime dramas(犯罪ドラマ)」が並列で使われています。
  • Violence on the part of: 「~の側による暴力」という意味で、「on the part of」は「~の側から」という意味の前置詞句で、ここでは「heroes(ヒーロー)」や「good guys(善人)」が主体となることを示します。
  • Tends to be: 「~する傾向がある」という意味で、動詞「tend」は「to不定詞」と共に使われて一般的な習慣や傾向を示します。
  • Justified as: 「~として正当化される」という意味で、「justify」は「正当化する」という動詞であり、ここでは受動態「be justified」で「~として正当化される」という意味になります。

単語の解説:

  • Cartoons: カートゥーンズ - アニメ
  • Crime dramas: クライム ドラマズ - 犯罪ドラマ
  • Violence: ヴァイオレンス - 暴力
  • On the part of: オン ザ パート オブ - ~の側から
  • Heroes: ヒーローズ - ヒーローたち
  • Good guys: グッド ガイズ - 善人
  • Justified: ジャスティファイド - 正当化された
  • Punishing: パニッシング - 罰する

 

 

文12:

英文:
It has also been suggested that children do not respond to TV passively. They do not just copy the behaviors but interpret what they see.

翻訳:
また、子供たちはテレビに受動的に反応しないと示唆されています。彼らはただ行動を模倣するのではなく、見たものを解釈します。

文法事項:

  • It has also been suggested that: 「また~と示唆されている」という受動態表現で、「it」は形式主語として使われ、実際の主語は「that節」の内容です。「also」は追加の情報を示し、「been suggested」は過去分詞で、「示唆された」という意味です。
  • Do not respond passively: 「受動的に反応しない」という表現で、「respond」は「反応する」、「passively」は「受動的に」という意味の副詞です。
  • Interpret what they see: 「彼らが見たものを解釈する」という意味で、「interpret」は「解釈する」という動詞、「what they see」は関係代名詞を使った節で、「彼らが見るもの」を示しています。

単語の解説:

  • Suggested: サジェステッド - 示唆された
  • Passively: パッシブリー - 受動的に
  • Respond: リスポンド - 反応する
  • Copy: コピィ - 模倣する、真似る
  • Interpret: インタープリット - 解釈する

 

 

文13:

英文:
(6)If this is the case, then it might not be the violence itself on TV that has effects on behavior, but rather the way it is presented and the underlying values in our society.

翻訳:
もしこれが事実であれば、行動に影響を与えるのはテレビの暴力そのものではなく、それがどのように提示されるか、そして私たちの社会における根本的な価値観であるかもしれません。

文法事項:

  • If this is the case: 「もしこれが事実であれば」という条件文で、仮定を表します。「if」は条件を示す接続詞、「this is the case」は「これが事実である」という意味です。
  • Might not be: 「~ではないかもしれない」という助動詞「might」の否定形で、推測や可能性を示します。
  • The way it is presented: 「それが提示される方法」という表現で、「the way」は「方法」や「やり方」を示し、「it is presented」は「それが提示される」という受動態です。
  • Underlying values: 「根本的な価値観」という意味で、「underlying」は「根本的な」や「基礎となる」という意味の形容詞、「values」は「価値観」を示します。

単語の解説:

  • Case: ケース - 事実、場合
  • Violence itself: ヴァイオレンス イットセルフ - 暴力そのもの
  • Behavior: ビヘイビアー - 行動
  • Presented: プレゼンティッド - 提示される
  • Underlying: アンダーライイング - 根本的な
  • Values: ヴァリューズ - 価値観

 

 

 

問題の解説

 

問題1

下線部(1)の()内の単語を正しく並べ替えなさい。

  • 問題文: Among teachers, parents, and psychologists, there has been growing concern about (1)(children / has / influence / s / on / TV / what).
  • 解答: what influence TV has on children
  • 解説: 並び替え問題で、文章の構造を考えます。まず、主語と動詞の位置を確認し、正しい順序で並べ替えます。この場合、「what influence TV has on children」と並べるのが正しい順序です。「what」は「何の」という意味で、「influence」は「影響」、「TV」は「テレビ」、「has」は「持っている」、「on children」は「子どもたちに対して」を意味します。この文章の意味は「テレビが子供に与える影響についての関心が高まっている」という内容です。

問題2

空所(2)を補うのに最も適当なものを、次の①~④の中から1つ選びなさい。

  • 問題文: Indeed, some children's doctors go so (2 ) as to say that children under the age of two should not watch television at all.
  • 選択肢: ① long ② much ③ well ④ far
  • 解答: ④ far
  • 解説: 「go so far as to~」は「~さえする」という意味で、「far」を選ぶのが適切です。文の意味は「実際、ある小児科医は2歳未満の子どもにはテレビを見せるべきではないとまで言っています」という意味になります。

問題3

空所(3a)、(3b)、(3c)それぞれを埋めるのに適切な動詞を次の中から選び、正しい形に直したものを書きなさい。

  • 選択肢: bring, come, expose, limit, watch
  • 解答: (3a) exposed (3b) limit (3c) brought
  • 解説:
    • (3a) exposed: 「expose」は「さらす」という意味で、「could be exposed to」は「~にさらされる可能性がある」という意味になります。
    • (3b) limit: 「limit」は「制限する」という意味です。この文では、テレビを見ることを制限するという意味で使われています。
    • (3c) brought: 「bring」は「もたらす」という意味で、「bring about」は「~を引き起こす」という意味になります。この文では、「テレビの暴力が引き起こした可能性がある」という意味になります。

問題4

空所(4)を補うのに最も適当なものを、次の①~④の中から1つ選びなさい。

  • 選択肢: ① above all ② for instance ③ however ④ therefore
  • 解答: ③ however
  • 解説: 「however」は「しかしながら」という逆接の接続詞です。前文と逆の内容を続けるために適切です。

問題5

空所(5)を補うのに最も適当なものを、次の①~④の中から1つ選びなさい。

  • 選択肢: ① how violence is portrayed ② how much violence is contained ③ who are interested in violent shows ④ when violent shows were first produced
  • 解答: ① how violence is portrayed
  • 解説: 「how violence is portrayed」は「暴力がどのように描かれているか」という意味で、文脈に最も適しています。問題の文章は、テレビで描かれる暴力がどのように視聴者に影響を与えるかを議論しているため、この選択肢が適切です。

問題6

下線部(6)を日本語に訳しなさい。

  • 解答: それであれば、暴力そのものではなく、それがどのように描かれるか、そして私たちの社会における価値観が行動に影響を与えているのかもしれません。
  • 解説: この文の「If this is the case」は「もしそうであれば」という意味です。「it might not be the violence itself on TV that has effects on behavior」は「行動に影響を与えるのは、テレビの暴力そのものではないかもしれません」という意味です。「but rather the way it is presented and the underlying values in our society」は「むしろ、それがどのように描かれるか、そして私たちの社会における価値観が影響を与えるかもしれません」という意味になります。

問題7

本文の内容に一致するものを、次の①~④の中から1つ選びなさい。

  • 選択肢: ① In the United States, most children spend more time watching TV than on sleep. ② Not all the researchers agree that violent shows make children aggressive. ③ It is regrettable that children tend to imitate bad guys rather than good guys. ④ Watching TV passively will make children less creative and independent.
  • 解答: ② Not all the researchers agree that violent shows make children aggressive.
  • 解説: 文中で、専門家たちはテレビの暴力が子どもの攻撃的な行動に影響を与えるかどうかについて意見が分かれていると述べられているため、この選択肢が正しいです。