プロ家庭教師が教える家庭教師の選び方
プロ家庭教師が教える「家庭教師の選び方」
初めまして、家庭教師「パーソナル・コーチArist」代表の鈴木です。
この記事は、「家庭教師って良さそうだけど、実際何がいいの?」と言う疑問をお持ち方や、
「家庭教師にしたいけど、どんな種類ややり方があるのか分からない」とお考えの方に向けて書かれています。
さらに、「家庭教師は高そう。だけど、安いところだと不安」「家庭教師を呼んでも、宿題をこなすだけで身についてないのでは」
と言う心配もあるかと思います。
こうした疑問について、大手の家庭教師会社で一番下のランクから最上位ランクまで経験し、複数の家庭教師会社を経験してきた、観点からお話ししたいと思います。
家庭教師にはどのような種類があるのか。塾との違いは何なのか。また大手と個人の違いなどもお話しさせて頂きます。
また、「家庭教師」を選ばれる際の注意点もお話しし、不安を解消していただくための家庭教師の探し方・選び方をお話しします。
このページを読むだけで、「家庭教師」についてのほとんどの事が分かるように仕上げてますので、参考にされて下さい。
目次
①家庭教師についての必須情報
1.家庭教師とは
2.家庭教師の料金相場
➁ 家庭教師のメリット
1. 個人の学力にあわせた勉強ができる
2. 時間の融通が利く
3. 自宅での学習習慣が身につく
4. 保護者が教師と関係性を築きやすい
5. 価格交渉しやすい
6.科目以外の指導ができる
③家庭教師のデメリット
1.積極的に授業を受けないと身に付かない
2.一般的に塾と比べて高額
3.身近に ライバルがいない
④プロが考える家庭教師を選ぶポイント~トップ5~
1.個人か業者か
2. 個人で活動している家庭教師の場合
3. 業者に雇われている家庭教師の場合
4. 相性を見極める
5. 教師の指導力を見極める
⑤ 家庭教師の探し方
1. ポータルサイトを利用する。
2.大手の家庭教師サイトに問い合わせる
3. 個人契約の家庭教師を探す
⑥ 家庭教師選びの注意点
➆ まとめ
①家庭教師についての必須情報
1.家庭教師とは?
家庭教師とは、家庭に招かれてその家庭の子供の学習をマン・ツー・マン指導する教師のこと。
(参照:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』家庭教師)
さらに、保護者が家庭教師を依頼する動機をまとめると、
- 成績の向上:テスト全般の点数を上げるため。
- 特定科目の改善:子供が特定の科目を苦手になってしまい、個別の対策が必要なため。
- 受験勉強対策:「受験勉強」のやり方を指導して、志望校に合格させるため。
- 人間力養成:メンター的な存在として子供の話を親身に聞き、人生相談や悩みの解決、モチベーションアップや人間力・社会性を身に着けてもらうため。
次に、家庭教師業を行っている人達はどのようなどのようなバックグラウンドがあるのでしょうか。
- 現役の大学生がアルバイトのために家庭教師を行っている人。
- 社会人として、本業の傍らに副業として家庭教師を行なっている人。
- 本業の職業として家庭教師を行っている人(プロ家庭教師)。
- もともとの塾や学校などの教育機関から転職してきた人
家庭教師をするために特別な資格は必要ありません。専門的な資格も不要です。
求められる能力としては、
- 四年生の大学に所属、または卒業していること
- 教え方=指導力が高いこと
- 子供との相性がいいこと
- 保護者とコミュニケーションが取れること
などがあげられますが、ここは非常に重要なポイントなので、あとの章で詳しくお話しします。
以上から、「家庭教師に何を求めるのか」と「どのようなバックグランドがある教師が来る」かの掛け算で複数のバリエーションがあることが分かります。
2.家庭教師の料金相場
参考:著者 ダイヤモンド教育ラボ編集部 監修者 鈴木孝一:スタディスタジオ株式会社 代表取締役
※本来は1コマ60分や80分など、月4回~などと決まっておりますが、
わかりやすいようにすべて1時間当たりに計算しなおしております。
※気になるところは別途検索ください。
※元データは上記参考にございますので、そちらをご確認ください。
以上から、1,800円~16,000円までとかなり開きがあります。
注意点があります。
安いところでも、最初に高額なテキスト代がかかることがありますので、
その点を気を付けられてください。
➁ 家庭教師のメリット
塾や個別指導教室ではなく、
1. 子供にあわせた勉強ができる
学校や塾ですと基本的にはカリキュラムが作成され、そのカリキュラム通りに進めていくことが求められるため、進度が速すぎる遅すぎると言うことが起こります。
しかし、家庭教師では、1対1での指導になるため子供達にピッタリな授業をすることが可能です。
さらに、学校では教えてくれない話を沢山することができますし、大人でも難しいと思ってしまう内容を分かりやすく会話形式で指導することもできます。
実は、子供達が国語の力を伸ばしていくのは、講義形式の授業やテストの問題文の読解ではありません。
「大人との対話」を通して伸ばしていくのです。家庭教師を通して会話形式の授業をすることで、社会に出てもコミュニケーションに困らない人に成長ができるのです。
もっと言うと、勉強に集中できない原因は受験やテストへの不安や、人間関係の問題、勉強自体がつまらないなど、大人でも対処が難しい悩みを抱えていることが原因になっていることが多いです。
その対処法や考え方、物事に対する視点の変え方なども指導することが可能で、この力は社会人になってのストレス耐性等に大きく影響してきます。
子供に合わせた勉強ができるというのは、科目の進度を合わせられると言うことばかりがクローズアップされますが、
それ以上に、本当の意味でフルオーダーメイドの授業、つまり、一人一人の個性や性格、家庭環境に合わせたカリキュラムを元に授業をすることが出来ると言うのが家庭教師を取り入れる最大のメリットなのです。
2. 時間の融通が利く
塾はカリキュラムが事前に組まれているので、授業が計画的に進んでいきます。
そのため、一度授業を休むと次の授業の内容がわからなくなる可能性があります。特に苦手科目になると顕著です。
また、不登校の方や定時制・単位制の高校に通ってある方は、塾の時間を調整することが難しい面もあります。
家庭教師の場合は、相談しながら授業日を決めるのが一般的なので時間の融通が利きます。
お休みしたら振り替えたり、授業の時間を増やしたりとすることができるのも特徴です。
保護者が忙しかったり、お子様が体調を崩しやすかったり、他の習い事で忙しかったりとするご家庭は検討することをおススメします。
特に塾との併用をお考えの方はおススメです。
苦手な科目専門の塾より家庭教師を採用された方が合うかと思います。
3. 自宅での学習習慣が身につく
一般的に、授業が自宅で行われるため、自然に自宅学習の習慣が身につくと言われています。
生徒宅での学習環境を把握して集中力の妨げとなるようなものが周りにないかの確認ができるためだと言われています。
果たしてそんな事で子供達が進んで勉強するのでしょうか?どのように自宅での学習習慣をつけたらよいのでしょうか。
まず、子供達に学習習慣がないのはなぜかを考えることが必要です。
一番の原因は楽しくないからです。
楽しくないものをさせようとして、他の物をなくしたところで、結局やらないものはやらないのです。
まずは、どうして勉強したくないのか。なぜ勉強の必要があるのか、その上で、「本人はどうしたいのか」を聞き取り、相談にのることが必要です。
子供達本人も勉強をした方がいいことくらいわかっています。ですが、やりたくないのです。
自分からやる!と決めることでしか学習習慣はつかないのです。
受験生になったので自分から漫画を封印したり、そこまで勉強できていなかった子が相談を重ねることで、1日12時間勉強するようになり、逆に親御さんが休むように言わなければならないようになったり、不登校だった子が、通学するようになり、再び1カ月ほど休み不登校に戻りそうだったところ親御さんと3者面談を数時間行い、自分から学校いかないとスマホを解約すると約束してまた元通り通学を始めたりと、自分で自分の事を決める=自立することでしか勉強を自らする事はありません。
これをできるのが家庭教師の重要ポイントかと思います。
4. 保護者が教師と関係性を築きやすい
教師が家庭にお邪魔するので、毎度保護者と教師は顔を合わせます。(合わせないご家庭もありますが)そのため、会話をしやすい環境にあるために、報告を貰いやすく子供の学習状況を確認しやすいです。
塾では、たくさん講師がいてレベル別や科目別で担当が決められているため、専門的な授業は出来ますが、面談は担当者がするので、科目ごとの進捗等は確認することが難しい状況です。実際どのような指導が行われているかも直接確認できません。
加えて、子供の学習について要望がある場合も伝えやすい点も家庭教師ならではといえます。
次回の定期テストにおける点数・順位の目標や、重点的に指導してほしい科目などを気軽に共有できます。
しかしながら、親御さんが考えていることと、お子さんが考えていることが一致しないケースが非常に多いので、三者面談を細かく行うことが非常に重要です。
小学校高学年や中高生にもなれば自分の意見があるのは当たり前です。しかし、勉強の途中では自分の感情や考えをうまく表現することは難しいです。
親御さんも、お子さんの事となると心配でしょうし、感情的になったり強制してしまったりと話し合いにならない場合も多いかと思います。
家庭教師が間にはいることで、お互いの意見をいいやすくなり同じ方向を向けるようになるのが大きなメリットです。
5. 価格交渉しやすい
大手の塾では、授業料はあらかじめ定められているので、価格を交渉できません。個人塾であれば可能かもしれませんが、生徒によって価格を優遇するのは不公平であり、気軽に交渉に応じてくれるとは限りません。
一方、個人で活動している家庭教師の場合は個人間で契約を結ぶことから、価格交渉の難易度が下がります。(大手家庭教師は難しいかと思います。その代わりコースが分かれていることが多いです。)
あらかじめ希望の値段を提案すれば良心的に価格設定してくれるでしょう。大学生などの家庭教師に依頼すれば、相場より安い金額で生徒を受け持ってくれることもあります。
Aristでは残念ながら価格の交渉は受け付けておりません。
なぜならプロの教師がお伺いし、他の家庭教師では提供できないサービスを提供しているからです。
価格の交渉として可能なのは、対面からオンラインに切り替えること、1回2時間の時間を減らすことでしか対応できません。
6.科目以外の指導ができる
最後に、最重要メリットです。
科目以外の指導ができると言うことが最大のメリットなのですが、皆さんはどうお考えでしょうか。
受験に不必要なものはやらなくていい。授業の時間にお金を払っているんだから、時間中は正しいサービスを提供してほしい。
志望校に合格することが目的なのだから、他の事はやらないでほしい。
そのようにお考えの方も多いかもしれません。
ですが、今までお話ししてきた保護者や知人によると、異なる考え方をされている方が多いようです。
科目の勉強だけではなく、人間性の指導や、社会人への準備としての考え方の指導もして欲しいと言われることが多いです。
また、生徒本人達も学校の勉強や科目が社会に出て役に立たないことくらいわかっています。
そのため科目以外の重要な要素を授業に加えた方が、成長の速度も速くなりますし、また社会人になっても立派な大人になれます。
少し例をあげましょう。
例えば、塾や学校では、宿題が出されてスケジュール化され、カリキュラム化されているため、言われたことや出された宿題をこなすことで成長を促します。
そうではなく、自分で模試を分析して、何が足りないのかを分析する時間を授業中にとることで、
自身成果から結果の考察の仕方や分析のしかたを指導し、そこから、課題を自ら設定し解決策を自ら検討する。
こういったことが出来るようになります。
この力は生きていく上で重要ではないでしょうか??本当に不要でしょうか?科目の方が大事でしょうか?
ほかの例を挙げてみます。
国語の授業では評論文や小説を読解していきますが、一般的な塾や個別指導ですと、問題の解き方や読み方を解説して終わることがほとんどです。
読解力の養成が叫ばれている昨今ですが、これで読解力は身につくのでしょうか?つきません。
出てきた文章に対して試験での解き方をやったところで読書はできないし、相手の立場に立てません。
Aristでは国語の授業中、あなたならこの場合どんな気持ちになる?世間一般の人達はどんな反応をする?ではこの主人公はどんな気持ちでいると書いてある?
と複数の視点に自分を置きながら同じ物事を見ていきます。
歴史の時間でも、これだけ日本が追い込まれたときあなたならどうする?この人はこうやったんだよ。これができるってどう思う?
と他の人になりきってみたり、自分がその重責を全うすることになった時を想像したり、立派なことをした人についての自分なりの意見を言ってもらいます。
そうすると全く違う世界が見えてきます。
これらは、人と人とのコミュニケーションの際、相手の立場に立って物事を考える力を養ういます。
仕事をする際に、後工程の人の事を考えたり、お客さんが求めているものを考えたりとそういった力が社会に出て必要ですし、
交友関係や家族間、将来のパートナーとの一緒にやっていく際に何よりも重要で幸せになるために最も必要な力ではありませんか?
周りを見回すと相手の立場に立てない人が多いなと皆さん思われるのではないでしょうか。
逆に、出来ている人は何故できているのでしょうか。
子供のころの親御さんの教育かもしれません。いい上司にめぐまれたのかもしれません。叱ってくれる友人がいたのかもしれません。
これだけ大切なことなので、運任せにせず教育として取り扱うことが重要だと思います。
同じお考えの方は家庭教師を検討されてみてください。
③家庭教師のデメリット
1.教師の質に左右される
家庭教師特有のデメリットと言うわけではありませんが、講師の質は塾に比べると格段に差が広くなります。
学生バイト~プロまで幅広くあり、プロのなかでも高学歴で科目の指導に特化した方~コーチングやメンタルケアまでしてくれる方まで様々です。
お子さんの状況に応じて質をうまく使い分けていきましょう。
2.どんなにいい教師とでも相性があり、集団より相性の影響が大きい
たとえプロ中のプロの先生にお願いすることができたとしても、先生と生徒との相性はつきものです。
他で多くの実績があるからと言って、お子さんでもうまく行くとは限りません。
ただし、他で実績が上がっている方の方が、相性が合う可能性が高くなります。
経験から生徒への対応の幅が広くなっているためです。
先生が合わないと思われたら早めに先生の交代を依頼しましょう。
2.塾と比べて高額
塾は一つの教室に複数名の生徒が同時に集まるため、価格をリーズナブルなものに抑えることが可能です。
逆に言うと、教師を一人で独占する家庭教師は高額になるのは当然です。
しかしながら、家庭教師の授業料が安いところが散見されます。
ということは、当然教師として呼んでいいのか分からない方が講師をしている可能性が非常に高いです。
3.身近に ライバルがいない
集団の塾にいくと、同じクラスで切磋琢磨したり、上のクラスがあって雰囲気が違ったりして自分の位置が相対的に見やすくなっています。
ところが、家庭教師ですと一対一になるので、ライバルが周りに居なくなってしまいます。
競争心が強い子は塾が合うかもしれません。マイペースに、他の子が気にならないようなことまで気になる子は家庭教師の方が合っているかと思います。
4.情報量が少ない
家庭教師を利用する場合、指導をすることに関しては信頼はおけますが、
進学先の学校の情報や、入試の方式等々、指導以外の事に関してはやはり塾や大手の家庭教師会社に軍配が上がります。
これは、個人でしてるとどうしてもそこまで手が回らず、情報収集を専門にした部署にまで人をさける塾や大手家庭教師が強くなります。
5.見えてしまう分、親御さんの心配・不安が大きくなる
授業が自宅で行われるため、親御さんの目が届きます。
そのため、お子さんが分からないと答えたことで、そんなことも分からないのか。という不安や、
休憩中に雑談を挟んだりすることで、またおしゃべりをしていて勉強しない等
余計な不安が大きくなります。
④プロが考える家庭教師を選ぶポイント~トップ5~
1.個人か業者か
家庭教師の業態には、個人契約の家庭教師と大手企業の家庭教師と別れます。
個人契約の家庭教師の場合は大手に比べて親しみやすく、力があることが多いため独立しているのです。
また、個人なので面談や体験授業のタイミングで合う合わないがはっきりとわかりるという点があります。
さらに、大手の同じレベル、同じコースの教師と比較すると費用を抑えられる傾向にあります。
他にも、大手より高い場合がありますが、中身と価格が合っていない場合かかなり細かく専門に絞っている場合、逆に多種多様な生徒にまで対応ができる場合に分かれます。
大手企業の場合ですと、多くの場合は面談に来る営業と教師は別になります。
教師が直接くる場合もありますが、営業ではないので説明が分かりにくかったりすることがあるようです。
営業が良かった場合でも教師に当たりはずれがある点が問題ですが、大手のため所属教師も多く希望すれば変更も可能です。
多くの顧客向けになるため、専門化が進んでおらず、コースによって金額が異なることがほとんどです。
一人の生徒に対して、営業・教師・バックグラウンド・事務所と多くの経費が掛かってるため、費用は高い傾向にあります。
2. 個人で活動している家庭教師の場合
個人で活動している家庭教師の場合、どこかしらで経験を積んできた方がほとんどです。
一番確認して頂きたいのは、その先生の理念や信念です。
次にどの程度、先生自身が勉強をするのかや興味の範囲の広さです。
「私は数学の先生なので、国語のことは分かりません」や「勉強を教えてるのであって、アニメやゲーム、スポーツの事はよくわかりません」など自分の守備範囲を決めてしまっていないか。
また、ビジネスや投資・資産運用、政治や経済など社会人としての一般教養を身につけている必要があります。
身についていない教師だと、子供達が将来どうなりたいのか、どうやって生きていくのか、そんな話を出来なくなってしまいますので、確認が必要となります。
3. 業者に雇われている家庭教師の場合
大手家庭教師で採用されている教師の場合、基本的には会社の方で選定された教師が来る事が多いです。複数名の提案を受ける事もあるかと思います。
まずは体験をしてみて、お子さんと合うかをしっかりと確認しましょう。登録の教師も沢山居るので、合わない場合は変更を依頼しましょう。
4. 相性を見極める
お子さんと相性が合う家庭教師か確認しましょう。スポーツをしているお子さんならスポーツ経験者の方がいいでしょう。上下関係の大変さや走り込みの大変さや部活後の勉強の大変さなどを共感してくれます。
ゲームやアニメが好きなお子さんはゲームやアニメが分かる先生がいいでしょう。また、ドラマや音楽が好きな子はそういった範囲に興味がある先生がいいでしょう。
また、勉強ができる先生だからといって、分からない子の気持ちが分かるとは限りませんので、その点も注意深くみる必要があるでしょう。
5. 教師の指導力を見極める
指導力を慎重に確認しましょう。私がよく聞くプロ家庭教師に居る例が、「私は○○大学卒業なので、上のランクの子を受け持ちたいです」といって生徒の紹介を断る先生がいると良く聞きます。
他にも、「学校がしんどかったから家庭教師してます」などなどこういった方々は残念ながら指導力は高いとは言えません。しかし、こういった教師に当たる可能性があることを覚えていてください。
そういった先生を見破る質問をお渡しします。
「先生からみて、指導科目の一番楽しいと思えるところは何ですか?」楽しいがポイントです。科目を楽しめていない先生は楽しい授業ができません。
「子供たちはどうして指導科目を嫌がるのでしょうか?」本質的な質問なので、本気で考えている先生出ないと答えずらいでしょう。
「勉強についていけてない子に教える際にはどんなところがポイントですか?」もともと勉強をできる子に教えるのは簡単です。なぜなら、子供側がこちらの意図を察してくれるからです。
ところが、勉強が苦手な子はそれができません。そんな子達に難しい内容を分かりやすく話して、納得してもらうためには指導力が必要です。
上記の先生方はそういった頭を悩ませることから逃げてきているので指導力はないでしょう。
お子さんの為にも一度質問されてみてください。納得できない内容が返ってきたら黄色信号です。
⑤ 家庭教師の探し方
1. 家庭教師ポータルサイトを利用する
ポータルサイトを利用する方法があります。
条件を打ち込んで複数の家庭教師先に連絡が行き一気に複数の業者から電話がかかってくるタイプのやり方です。
営業の方が沢山くるので、注意が必要です。
また無料体験をいくつか受けるようになるので、その労力もお考え下さい。
良い点は、いくつも比較できるので納得できるというところ
悪い点は、大手や有名どころがほとんどなので、小さくてもいい個人契約の教師を見つけれない。
2.大手家庭教師会社に依頼する
大手の家庭教師会社のHPから直接問い合わせをすること。
家庭教師の会社に直接問い合わせするので、一社の中で複数の先生を検討することができます。
良い点は、他社と競合していないので、担当の営業が親身になってくれること
悪い点は、他社と比較できないので、料金が割高になること
大手は業務委託が多いので、個人契約できる先生を高く依頼することになってしまうこと。
3. 個人契約の家庭教師を探す
個人契約をできる先生を直接探し出して、契約すること
良い点は、良い先生を引けば圧倒的なコストパフォーマンスと満足感が得られる
悪い点は、怪しいところもあるので、大手の方が安心と思ってしまうところ
HPなどが上位に来ないので、下の方まで探しに行って手間がかかること
⑥ 家庭教師選びの注意点
家庭教師を選ぶ際には多種多様な選択肢があるかと思います。中にはおススメできない家庭教師があります。例えば、電話営業をしてくる家庭教師には注意が必要です。通常の業者は勧誘の電話をかけずにCMやHPなどで広告を行っているからです。加えて、オリジナル教材と言う点も気を付けましょう。いい教材でも数千円です。これを基準にして、家庭教師といいつつ教材販売会社になっているところにも気を付けましょう。
また、授業料を一括払いで要求してくる業者にも気を付けてください。長期間の授業料をまとめて支払うと、お金が戻ってこなかったり、違約金が必要となるケースもあるようです。指導で使わない教材を押しつけてきたり、5教科セットで外せないと言ったりするので、注意が必要です。
➆ まとめ